【相模原市中央区】自転車走行がよりスムーズに。矢部駅付近から西門にかけて「車道混在」が整備されました
相模原駅エリアと淵野辺駅エリアを結ぶ「市道相模淵野辺線」。
矢部交差点から西門交差点の区間で、しばらく路肩の工事が続いていましたが、2025年3月初旬に現地を取材したところ、「車道混在(矢羽根型路面表示)」の整備工事が終了し、自転車での通行がより安全にできるようになっていました。

西門交差点付近
「車道混在」とは? 主な整備の種類について
自転車通行のための道路整備ですが、以下のように、一般的に3種類の自転車道の整備形態があります。相模原市HP「安全で快適な自転車通行環境の創出」等を参考にまとめてみました。
①自転車道

国道16号沿いの「自転車道」(矢部3丁目付近)
車道や歩道から縁石等で区分された、自転車だけの道路。区内での一例ですが国道16号線沿いに、鹿沼台交差点~清新交差点間で2017年に全線開通しており、日々多くの方々に利用されています。※国土交通省より
②自転車専用通行帯(自転車レーン)

「自転車専用通行帯」(西門交差点付近)
「自転車専用通行帯」は路面標示により車道の端に帯状に設置されています。一例としては、市道相模淵野辺線の、西門交差点から相模原駅付近までの区間に、このような「自転車専用通行帯」があります。
③車道混在(矢羽根型路面表示)
「車道混在」は、車道上の自転車通行が推奨されている場所。車も通行可能です。今回、市道相模淵野辺線に整備されたのはこの③「車道混在(矢羽根型路面表示)」です。
自転車マークの他、このような↑「矢羽根マーク」が路上に表記されています。
その他
このような↑標識に基づき、自転車が歩道上を通行することが可能な場所。ただし歩行者優先です。
市では自転車通行環境の整備を進めています

相模原市役所(中央1丁目)
相模原市では、自転車利用者がより増えると予想される中、市内の自転車関連事故の割合が依然高いため、「相模原市自転車活用推進計画」に基づき、自転車通行環境の整備を進めているとのことです。

市道相模淵野辺線
中央区は横浜線や16号沿いを中心に比較的平坦な土地が広がっており、日常的に自転車を交通手段として利用されている方も多いかと思います。道路整備も進んでいますので、今後自転車事故等が減っていくといいですね。
情報提供者様、情報提供をありがとうございました!
矢部交差点はこのあたり↓
西門交差点はこのあたり↓