【相模原市中央区】相模原市内の桜開花の指標となる新たな「標本木」が決まりました。市役所さくら通りにて3/14(金)は認定式も行われました

以前、市役所さくら通り周辺の31本の桜が引退となった記事をこちらでお届けしましたが、その31本の内の1本が相模原市における標本木であったため、この度新たな標本木が決まりました。

【相模原市中央区】市役所周辺の桜並木にて倒木の危険がある桜が引退へ。約70年間まちを彩ってくれた桜の様子をレポート

標本木とは?

標本木は一般的には「気象庁が指定した観測対象の木」のことで、桜の場合、「開花日や満開日の基準となる木」のことです。東京ですと靖国神社内にあるソメイヨシノの桜の木が気象庁に標本木として指定されています。東京での桜の開花宣言の際、TVなどでご覧になったこともあるかと思います。(※気象庁HP「東京のさくら」を参照)

市役所さくら通りの桜(2024年)

2024年中央区内で撮影

相模原市でも、市における桜の開花日や満開日の基準となる標本木があります。(※いわゆる気象庁が指定した観測対象の樹木ではなく、あくまでも市独自で認定したもの)

市道相模原横山線にあった樹齢70年を超えた標本木が引退

3月上旬に引退したソメイヨシノの標本木 (中央2-1)  2025年2月下旬撮影

こちら↑が市道相模原横山線沿いにあった、引退した標本木です。

2025年3月中旬現在、お隣りの桜の木も含めすでに引退(伐採)されていました。

新たな標本木として市役所さくら通り沿いの桜が選ばれました

【相模原市中央区】相模原市内の桜開花の指標となる新たな「標本木」が決まりました。市役所さくら通りにて3/14(金)は認定式も施行

新たな標本木(中央2-12)

こちら↑が新たに認定された標本木です。中央区土木事務所にお聞きしたところ、桜の診断結果で健全とされる判定ランクは良好な順にA、B、Cとされているそうなのですが、今回の標本木は健全度がA判定の桜の木だそうです。末永く標本木として活躍してもらうためにも元気な桜の木が選ばれているのですね。

【相模原市中央区】相模原市内の桜開花の指標となる新たな「標本木」が決まりました。市役所さくら通りにて3/14(金)は認定式も施行相模原市の発表資料によりますと、2025年3月14日(金)には、新たな標本木にかかる「認定式」も行われたそうですよ。相模原市立中央小学校では標本木についての特別授業も行われ、認定式には生徒の方々も参加されました。

新しい標本木の場所

【相模原市中央区】相模原市内の桜開花の指標となる新たな「標本木」が決まりました。市役所さくら通りにて3/14(金)は認定式も施行新たな標本木の場所は、市役所さくら通り沿い、相模原市役所近くの桜です。道を挟んだお向いに相模原郵便局がある辺りです。これからはこちらの標本木が、「市内における桜の開花と満開の指標」となります。

【相模原市中央区】相模原市内の桜開花の指標となっていた老齢だった標本木が引退し、新たな「標本木」が決まりました

標本木のつぼみの様子(2025年3月15日撮影)

市役所さくら通りの桜はご覧の通りまだ小さな蕾ですが、これから春に向けて桜たちが開花し、満開になる日が楽しみですね。気象庁によりますと、開花日とは、”標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日”だそうですので、お散歩がてら観察してみてはいかがでしょうか。

新しい標本木はこのあたり↓

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