【相模原市中央区】上矢部4丁目にある古刹「上矢部薬師堂」の椿が見頃を迎えています。4/6(日)には花まつりも開催
上矢部4丁目の「上矢部薬師堂」の椿が見頃を迎えています!
2025年3月下旬の取材時には、こちら↑のように多くの花を咲かせていた境内の椿の木。3月25日(火)に相模原市で桜開花宣言がされましたが、桜同様、椿も「木」に「春」と書く、春を告げる花として古くから日本で愛されてきた花です。
地域に長くお住いの方々に取材したところ、「自分は90(歳)近いけど、子どもの時に既にこのくらい大きな木だった」、「少なくとも樹齢100年は超えていると聞いている」とのことで、どうやらかなり長くこの地で花を咲かせ続けている椿のよう。写真では伝わりづらいのですが、幹の高さ(※地面から枝分かれが始まるあたりまで)だけでもすでに大人の背丈かそれ以上あります。
上矢部薬師堂について

上矢部薬師堂 本堂
「上矢部薬師堂」は江戸時代中期、安永九年(1780年)に建立されたといわれる歴史ある仏堂。こちらの建立地は横山党の矢部氏居館の裏鬼門にあたるといわれ、魔除け、安産にご利益があると地元の人の信仰を集めています。本堂には、薬師瑠璃光如来と脇侍の日光・月光菩薩が祀られています。(※大野北地区史跡マップを参照)地域の方によると、昨年2024年には33年に1度の本開帳で薬師如来と両菩薩が公開され、多くの参拝者が訪れたそうです。
その「上矢部薬師堂」ですが、2025年4月6日(日)に「花まつり(灌仏会)」が開催される予定です。甘茶かけ供養は午前10時から午後3時まで、法要は午後1時からとなっています。御朱印の授与もあるそうですよ。
境内の椿が見頃の他、4月6日には花まつりも行われます。ご興味のある方など「上矢部薬師堂」を訪れてみてはいかがでしょうか。
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