【相模原市中央区】県教育委員会より区内の県立高校2校が2031年より再編・統合されるとの発表がありました

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県教育委員会が進める「県立高校改革実施計画(Ⅲ期)」の一部改定案により、神奈川県立上溝南高等学校(以下上溝南高校)と神奈川県立相模田名高等学校(以下相模田名高校)が統合され、新たな高校として令和13年度(2031年度)に開校するという発表が9月にありました。

上溝南高校
新校は、上溝南高校の敷地と施設を活用して設置される見込みで、全日制・普通科の課程が設けられる予定です。統合に向けたスケジュールとしては、相模田名高校が令和11年度(2029年度)から新入生の募集を停止し、令和12年度(2030年度)には3年生のみが在籍する形となります。一方、上溝南高校は募集を継続し、現中学1年生までは同校で卒業することになります。

上溝南高校
上溝南高校公式サイトによりますと、統合後の新校では、両校がこれまで取り組んできた教育活動や地域連携の実績を継承し、地域社会に貢献できる人材の育成を目指すとしています。

相模田名高校
具体的には、上溝南高校の授業力向上の取り組みを活かして学力の定着と向上を図るほか、相模田名高校が力を入れてきたシチズンシップ教育(※市民として責任を果たし、社会参加に必要な知識、スキル、価値観を身につけることを目的とした教育)を継続し、生徒の主体性や社会的な態度の育成にも力を入れる方針です。また、両校で実践されてきたキャリア教育も継続される予定で、生徒一人ひとりの進路希望の実現を支援する体制が整えられるとのことです。

相模田名高校の卒業生には、お笑い芸人の日村勇紀さんがいらっしゃり、地元ではその出身校としても知られています(※所属事務所に確認済み)
今後、新校の名称については検討が進められるほか、両校の伝統や教育内容を尊重し、資料や記念品の保管・展示スペースの整備も行われる予定です。
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