【相模原市中央区】2026年春から、JR横浜線・根岸線でワンマン運転開始へ。中央区内ではJR横浜線淵野辺駅のご当地駅メロが聴けなくなる可能性も
2024年11月6日(水)にJR東日本より、2026年春から”JR横浜線・根岸線でワンマン運転を開始する”という公式発表がありました。
ワンマン運転導入区間は八王子駅~大船駅間(8両編成)で、東神奈川駅~大船駅間は、横浜線車両E233系8両編成のみワンマン運転を実施するとのことです。
JR東日本の発表によると、来年2025年春には南武線と常盤線でワンマン運転を開始し、それに続く形で1年後の2026年春に横浜線・根岸線でワンマン運転を開始するそうです。その後、2030年頃までに、山手線、京浜東北・根岸線、中央・総武線(各駅停車)、埼京・川越線においても順次ワンマン運転を実施する予定だそうです。
ワンマン運転実施で何が変わるのか
●車掌が廃止される
現在、JR横浜線では先頭車両に運転手、後方車両に車掌が乗務していますが、車掌が廃止され運転手のみとなります。列車発車時は運転席に乗降確認モニタを新たに設置し、安全確認をするそうです。
またJR東日本として初めて、異常時に乗客と輸送指令室との通話が可能となり、また輸送指令室から直接車内放送を行うシステムを導入するとのことです。
●ホームドアの設置
ワンマン運転の安全な運用のため、JR東日本ではホームドアの設置を進めています。中央区内は、JR横浜線の駅は淵野辺駅、矢部駅、そして相模原駅の3駅ありますが、2024年11月現在、3駅全てでホームドアの設置が完了しています。
●ご当地駅発車メロディの廃止の可能性
2024年11月現在、発車メロディは、車掌がホームに設置してあるメロディーボタンを押し、駅側のスピーカーから流されていますが、JR東日本ニュースによるとワンマン化に伴い、駅ホームからではなく車両の側面にあるスピーカーから発車メロディを流すとのことです。
相模原市の「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」のPRの一環として、JAXA相模原キャンパス(由野台3丁目)の最寄り駅である淵野辺駅では、「銀河鉄道999」の主題歌がご当地駅メロとして流されています。ワンマン運転が開始される2026年春以降に長年親しんできた”駅メロ”が聴けなくなる可能性があります。
ご当地駅発車メロディーが聴けなくなってしまうのは寂しいですね。2026年春までの間、淵野辺駅の「銀河鉄道999」の発車メロディに今まで以上に耳を傾けていきたいですね。
ともあき様、情報提供をありがとうございました!
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