【相模原市中央区】12/6(金)JR東日本が運賃改定を国に申請。申請が通ると2026年3月以降JR横浜線の運賃も値上げとなります
2024年12月6日(金)にJR東日本が運賃改定に向け手続きを開始したとの発表がありました。運賃改定開始は2026年3月を予定。これにより、相模原市内で運行しているJR横浜線も同様に運賃が値上げされることとなります。 全面的な運賃の値上げは消費税の導入や増税の際を除いた場合、1987年の会社設立以来初めてとなります。
初乗り運賃を含めた10kmまでの運賃改定について

10kmまでの運賃比較(プレスリリースより)
首都圏のJR横浜線を含めた「電車特定区間」は「幹線」へ統合され、それに伴い初乗り運賃がICの場合146円から改定後は155円、きっぷの場合150円から160円となります。 東京都内ですが「山手線内」も同様の運賃改定となります。
11kmからの運賃改定について

11kmからの賃率の比較(プレスリリースより)
11kmからの賃率比較表です。仮に相模原市中央区の相模原駅から横浜市の東神奈川駅までJR横浜線で移動する場合、移動距離は31kmとなり、ICの場合、現行571円から改定後は616円へ変更となります。(※JR東日本の運賃改定の申請のお知らせに基づいています)
定期代も値上げ
JR横浜線が「電車特定区間」から「幹線」扱いになることで、同様に定期代も値上げされます。通勤定期代は平均12.0%、通学定期代は平均4.9%値上げされる予定だそうです。2026年3月以降、仮に相模原駅↔︎東神奈川駅区間の6ヶ月定期券を購入する場合、通勤・通学定期券代は以下の通りとなります。(※↓左側が現行、右側が改定後)
- 通勤 83,160円→92,330円
- 通学(大学生) 44,530円→47,600円
- 通学(高校生) 40,070円→42,840円
- 通学(中学生) 31,170円→33,320円
(※JR東日本の運賃改定の申請のお知らせに基づいています)
運賃改定の理由
JR東日本は運賃改定の申請理由として、コロナ禍をきっかけとした鉄道利用者の減少、物価高、ホームドアをはじめとする安全対策関連の設備投資、甚大化する災害後の復旧や修繕、老朽化した車両の整備、人件費の高騰等をあげており、現状の運賃体系では安全な鉄道の運営は厳しいとしています。

JR横浜線
JR東日本による運賃の値上げは、我々の日常生活に直結する大きな出来事ですね。JR東日本としては、これからも鉄道という生活に必須のインフラを安全に維持して行くため、今回の運賃改定の申請に対する利用者の理解を呼びかけています。
ともあき様、情報提供をありがとうございました!
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