【相模原市中央区】高校生と元教員が創る子ども食堂&カフェラウンジ「マルカート~未来への一皿」が6/25(水)にオープン!利用対象者は小学5年生~高校3年生で要事前登録

2025年6月25日(水)に子ども食堂&カフェラウンジ「マルカート~未来への一皿(以下マルカート)」が矢部1丁目にオープンしました。

【相模原市中央区】矢部1丁目に子ども食堂&カフェラウンジ「マルカート~未来への一皿」が6/25(水)にオープン 地元の高校生の方々が中心となり運営する、子どもたちによる子どもたちのための第三の居場所が誕生

「マルカート」は、高校生スタッフの方が中心となって運営する、子ども食堂およびカフェラウンジです。

【相模原市中央区】矢部1丁目に子ども食堂&カフェラウンジ「マルカート~未来への一皿」が6/25(水)にオープン 子どもたちによる子どもたちのための第三の居場所へ

オープン告知ポスター

平日毎日営業で、7時30分から朝食提供、9時30分からは居場所、そして17時から19時までは夕食が提供されます。長期休み中は朝食提供時間は8時30分から13時まで。利用対象者は小学5年生~高校3年生で事前登録制となっています。食事代は無料です。(※アレルギー食未対応です) 子ども食堂だけでなく、学習支援や不登校支援など様々な支援も受けることができます。

「マルカート」は子どもたちによる子どもたちのための第3の居場所

【相模原市中央区】矢部1丁目に子ども食堂&カフェラウンジ「マルカート~未来への一皿」が6/25(水)にオープン 子どもたちによる子どもたちのための第三の居場所へ

「マルカート」は、不登校の経験をした高校生スタッフのみなさんが自ら不登校の子どもたちに安全で支援的な環境を提供することで、互いに自己肯定感、自己効力感を高められる、安全で安心できる「居場所」を作り出すことを主な目的とした、子どもたちによる子どもたちのための第3の居場所です。

運営団体「未来への一皿」と「マルカート」誕生の経緯について

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石田さんらが作成した、高校生と元教員が創る子ども食堂&カフェラウンジ「マルカート~未来への一皿」企画書

運営団体である「未来への一皿」代表の石田さんは中央中学校の元教員。不登校などで悩んでいる生徒さんが集う「校内個別支援室あいあーるラウンジ」の責任者として生徒さんと接する中、「子どもたちの成長には、心温かい支援と、どこまでも深い愛情が不可欠である」と心から感じていたそうです。

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ターコイズブルーのペンキでリフォームされた食堂(元中華料理店)。店舗の改装は、地域の方々の協力を得ながら、石田さんとスタッフの皆さんが手がけられたそうです

そんな時、現在運営の中心にいる「あいあーるラウンジ」を卒業した現在高校1~2年生の皆さんが「自分たちで協力して、子ども食堂を運営したい」と石田さんに訴えたそうです。その強い想いに応える形で石田さんら大人たちも本気で子ども食堂のオープンのために奔走し、運営団体「未来への一皿」を創設。2025年6月25日(水)に悲願の「マルカート」オープンの日を迎えたそうです。

店名の「マルカート」の由来は音楽用語

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”マルカート”はもともとは音楽用語。高校生スタッフの吹奏楽部員をしている方が「明るく良い響きを出す」「テヌートの0.75の長さ=頑張りすぎない」ということを教わっており、言葉の軽やかな響きと相まって、「マルカート」を店名として選ばれたそうです。

オープン日の様子

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6月25日のオープン日に取材させていただいたところ、代表の石田さん始め、運営される高校生の皆様や地域のボランティアの方などがおられ、ゆったりとしたオープンな雰囲気に包まれていました。

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壁中央にあるモニター(写真中央)とマスコットキャラクターのビーバー「B子」(写真右)

食堂の大きなモニターには肉じゃがのレシピが映っていました。お聞きしたところ、高校生スタッフの方がこちらのモニターにレシピを表示し料理に取り組まれるそうです。その他、会議を開くときの資料提示、チラシなどを作る時のイメージ提示、ゲームの利用、アニメの投影など、幅広く活用されているとのこと。

そして写真右の棚の上にちょこんと座っているのは、ビーバーのパペットぬいぐるみ。うかがったところ「マルカート」のマスコットキャラクターで、「B子」という名前だそう。

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マルカートのマスコットキャラクターのビーバーのパペット人形の「B子」(画像提供:マルカート~未来への一皿)

5年前から校内個別支援室においてあったそうで、ある一人の高校生スタッフの方がイラスト化し、いろいろなところでそのイラストを描いていたことから、「マスコットキャラクターはB子ちゃんにしよう」と自然と決まっていったそうです。

地域の方々の支援を必要としています

「フードバンクかながわ」などからの食材提供を受けているそうで「とても助かっています」と石田さん。ただマルカートでは平日毎日朝から夜までお食事を提供している関係上、地域の方々からの食材提供等の支援も切に必要としています、とおっしゃっていました。

こちら↑は「マルカート」の公式インスタグラムで紹介されていた地域の方が提供された、家庭菜園で育てられたお野菜。このような家庭菜園などで採れすぎた野菜の提供なども大歓迎だそうです。

「マルカート」から地域の子どもたちへのメッセージ

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「マルカート」の皆様より以下のメッセージをいただきました。

学校でも、家でもない、安全で安心できる場所として利用してもらえるよう、のんびりと自分の好きなように時間を過ごせる空間をつくりました。飲み物やお菓子なども寄付されたものを無償で提供しています。冷暖房も完備しているので、ぜひご利用ください。

事前登録を受付中です

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事前登録は用紙に記入する必要があるそうですので、「まずはInstagramのDMやGmailやお電話でのお問い合わせを」とのことです。「マルカート」を利用したいと考えている方や食材提供等の支援をお考えの方など、気軽に問い合わせてみて下さいね。

子ども食堂&カフェラウンジ「マルカート~未来への一皿」はこちら↓

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