【相模原市中央区】南橋本駅近くにて「DPL相模原Ⅱ」の建設がすすんでいます。インキュベーション機能を備えたレンタルラボが併設された複合型物流施設

プレスリリースより
JR相模線の南橋本駅近くにて、新たな複合型物流施設「DPL相模原Ⅱ」の建設が2025年9月16日より開始しています。「DLP」は大和ハウス工業株式会社が展開する物流施設の新ブランドで、正式名称は「ディープロジェクト・ロジスティクス」。相模原市内では2013年に南区の麻溝台に「DPL相模原」が竣工し運用されています。

2025年9月上旬に現地にて撮影
市内では2か所目となる「DLP相模原Ⅱ」は、地上5階建て、延床面積約7.7万㎡で、物流機能に加え、インキュベーション機能を備えたレンタルラボを併設する点が特徴です。
併設される「レンタルラボ」について

プレスリリースより
5階に併設されるインキュベーション機能を持つ「レンタルラボ」は、起業家やスタートアップ、ベンチャー企業の成長を支援するための施設で、イノベーションを創出し、地域経済の発展につなげていくことを目指しています。最大26テナントが入居可能で、「さがみはら産業創造センター(SIC)」が大和ハウス工業株式会社と協業し運営する予定だそうです。
「物流施設」について
一方、「物流施設」は1階から4階までにわたって整備され、最大7つのテナントが入居可能となっています。施設内には低床式のトラックバースやダブルランプウェイが導入されており、荷物の搬入・搬出がスムーズかつ安全に行える設計とのことです。さらに、従業員向けのラウンジやドライバー専用の休憩室も完備されており、働く人にとって快適な環境づくりにも力を入れています。
●交通アクセス

プレスリリースより
交通アクセスも良く、圏央道「相模原IC」「相模原愛川IC」から約5km、JR相模線「南橋本駅」から徒歩約15分の立地です。広域配送の拠点としてだけでなく、地域の方々の雇用創出にもつながる職住近接型施設として期待されています。
環境面にも配慮

プレスリリースより
同施設は環境への配慮もされており、太陽光発電や省エネ設計を取り入れ、エネルギーの使用を抑える工夫がされているそうです。災害時に備えた非常用蓄電池も設置しています。また、外構には地域の植物を中心に植栽が施され、生きものにもやさしい空間づくりが意識されているとのことです。

プレスリリースより
「DPL相模原Ⅱ」は2027年10月の入居開始を予定しており、物流施設とレンタルラボを合せた最大33テナントの受け入れが可能だそうです。今後、地域経済の活性化と次世代産業の創出等を担う新たな拠点となりそうですね。
「DPL相模原Ⅱ」はこのあたり↓
・プレスリリースより