【相模原市中央区】政令指定都市初!相模原市が麻布大学と官学連携で動物愛護センター整備へ 「人と動物の共生社会」を目指した取り組み

相模原市役所
相模原市は「人と動物の共生社会」を目指す取り組みを進めており、麻布大学を運営する学校法人麻布獣医学園と協定を結んだという発表がありました。

麻布大学
これにより、麻布大学敷地内に動物愛護センターが整備される予定です。

協定締結式での記念写真 (プレスリリースより)
協定の締結は2025年11月18日に行われ、整備候補地や手法、費用負担の考え方などが確認されました。官学連携による動物愛護センターの設置は全国で二例目であり、政令指定都市としては初めての試みとなります。
同センターは2029年(令和11年)度中の供用開始を目指しており、麻布大学や市獣医師会と連携しながら、犬や猫などの動物と人がともに幸せに暮らせる社会の実現を目指していきます。

プレスリリースより
麻布大学は創立135周年を迎えた歴史ある大学で、獣医学や生命科学を中心に人と動物、環境の共生を教育理念に掲げています。長年の研究と教育の実績を活かし、専門性の高い人材育成に取り組んでいることから、今回の協定はまさに大学の理念と市の目標が重なった形といえます。

2025年3月に麻布大学で開催された「Oneマルシェ」の様子
同大学の「麻布大学介在動物学研究室」ではイヌをはじめとする動物とヒトの共生について研究しており、2025年3月には「イヌがヒトとヒトをつなぐ」ということをテーマにしたイベント「Oneマルシェ」を開催するなど、ヒトと動物の共生社会の実現に向けた、地域ぐるみの取り組みをしています。

2025年3月に麻布大学で開催された「Oneマルシェ」の様子
動物愛護センターは、捨てられた犬猫の保護や新しい飼い主への譲渡、動物愛護の普及啓発などを担う施設です。近年は「殺処分ゼロ」を目指す動きが広がっており、譲渡の推進や飼い主責任の啓発が強化されています。

2025年3月に麻布大学で開始された「Oneマルシェ」の様子
相模原市の新しいセンターも、こうした流れをさらに後押しする存在になることが期待されています。
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